園長あいさつ
今年度で園長3年目となります。さくらんぼ保育園での実務もまだ5年目と短いのですが、まだ認可外保育施設だった27年前から折に触れ意見交換に参加したり、行事の手伝いをしたり、ウクレレ片手に歌いに来たりと関わりを持ち続けてきました。その長い年月の中で、保育を取り巻く考え方は大きく変化し、それに合わせて保育方針も変化してきたわけですが、一貫して変わらない緒方理事長(初代園長)の想いがあります。それは、こどもの利益を最優先に基本方針を決めるというものです。今でいうところの「こどもの最善の利益を優先する」という考え方で、世の中では一周回って最先端の考え方となっているようです。最も分かりやすい事例は「こどもは泥遊びが大好きなので、禁止するのではなく保護者に理解を求める」です。保育環境の整備に関しても「こどもは自然と戯れたい。だから園庭を森に変える」と、理事長が10数年がかりでコツコツと作り上げてきた環境が、さくらんぼ保育園の特徴といえる自然豊かな園庭です。今では四季折々の顔を見せてくれる、園児にとって欠かせない保育環境となっています。この一貫して変わらない想いを軸として、みんなで試行錯誤を繰り返しながら築き上げてきたのが、現在のさくらんぼ保育園だと思います。これからもみなさまと一緒に楽しい雰囲気の園を作り上げていければと思っています。
また、前職は自然科学に関する基礎研究をしていたので、幼児期ならではの自然事象に対する興味関心も大切にしたいと思います。趣味のウクレレに関しましても、音楽の楽しさを分かち合いたいです。どうぞよろしくお願いいたします。